本日は、吹き抜けを採用した住宅はどんな暮らしなのか。
実際に住み始めて約1年経過した現時点での吹き抜けを採用した我が家の話をしたいと思います💁🏻

吹き抜けのネガティブ要素への対策
我が家はモデルルームなどで体験した開放感のある吹き抜けにとても魅力を感じ自宅にも採用する前提で設計を考えました。
ただ、採用するメリット・デメリットがあるだろうことは分かっていたため、ネットで実際に吹き抜けを採用している方のご意見を色々と調べました🔎
調べてみるとネット上にはネガティブな意見が多くあり、あれこれと悩みました🤨
多かった順にネガティブ要素を見ていくと
- 室温(主に寒さ)
- 電気代(空調費)
- 音
- 掃除、メンテナンス
という感じでした。
採用するにあたってはこれらを踏まえた上で、事前に対策を打つことが大事だと考えました😑
まず、1つ目と2つ目は室温に起因する関連性のある項目だと思いました👀
そのため、吹き抜けを採用すると決めた場合、寒さと空調の電気代はある程度覚悟が必要だと想定。
その上で、寒さ対策として全館空調を取り入れ24時間一定の室内温度を保てるようにしました。
また、電気代を少しでも抑えるために考えた対策として、建物の機密性を高め、第一種換気にすることでなるべく室内の暖かさや涼しさが外に逃げていってしまわないように考えました。
また夏場の暑さ対策のために吹き抜け窓のロールカーテンは遮熱・遮光のしっかりしたものを選びました。
3つ目の音に関しては、家族に思春期の子供がいる訳でもないのであまり気にはならないかなぁと思いましたが寝室やトイレ、書斎の室内壁の壁内に防音対策の断熱材グラスウールを入れました。
4つ目の掃除、メンテナンスに関して。
掃除は、伸縮可能なホコリ取りや窓拭きの道具があるので問題なしと結論。
メンテナンスに関しては、まず吹き抜け部分の天井にはダウンライトを配置しないようにしました。
その上で吹き抜け立ち上がり壁にライトを設置し下から吹き抜け天井を照らすように設計しました💡
流石に、シーリングファンの位置はずらせなかったのでここは仕方ないと諦めました。

実際に住んでみて
ここまで対策を講じた上で住んでみての感想を・・・
まず寒さに関してのお話。現在真冬こちら執筆中の外気温は−1℃ですが全館空調の事前対策が功を奏しているのか、こたつやストーブがなくとも全く問題なく過ごせています☀️
ただ、室内が暖かくなるとエアコンが自動で運転を弱める仕様になっているため、その際に冷気が吹き抜けから降りてくる時があります。その際は少し肌寒さを感じるときがあります☃️
ただそんな時は薄手の膝掛けをかけるだけで全く問題なく過ごせています😌
暑さに関しては。昨年の夏もこの家で過ごしましたが、外気温40℃近い日でさえも室内にいて暑さを感じることは全くありませんでした😌
外から帰ってくると室内が少し肌寒いくらいだったので、今のところ暑さに関しても全く問題なく対策出来ていると感じています。
また電気代ですが、我が家は業務用エアコンが1階、2階に設置されておりオール電化製品や家電で使用する通常の電気系統とは別系統で電気を引いています。(低圧の電気)
そのため、空調のみの電気代が分かるのですが寒くなるにつれ電気代は高くなってきて、先月12月分は15,000円💰 5月が一番安くて5,000円でした💰
年間平均してならすと、1ヶ月1万円くらいが空調の電気代だと思います🤨
もちろんこれ以外に通常の電気系統の電気代が別途かかってきます。そちらは月平均13,000円くらいなので併せて23,000円が月々の電気代の目安というところです💁🏻
正直これが他所様と比べて高いのか安いのかは全く分からないのですが、アパートの3倍近い広さで光熱費がこの程度なら見積もっていた金額よりは安く感じています💯
このような感じですので、ネガティブ要素の1つ目、2つ目の室温と電気代に関しては我が家ではネガティブ要素にはなっていません😊
次に、音に関して。確かにリビングでテレビがついている状態だと、2階の寝室にいてもテレビの音が聞こえます。。。♪
ただ、これは個人差もあるかと思いますが、私は気になって寝れないというほどではないので、常識の範囲内の音量ならばそこまで不安になる要素では無いのではと思っています😌
吹き抜けにして良かった?
ずばり、良かったです😁💯
吹き抜けが無かったらこの家の満足度は半分以下になっていたと思います😳
吹き抜けの空間はとにかく開放的ですし、日中のリビングは吹き抜け窓からの日差しも入りとても明るいです☀️✨
吹き抜けの窓は敢えて大きいものにしたので、室内から昼間の青い空を眺めたり、夜は月を眺めたりできるのでそれだけで気持ちが上がります😁

大好きな音楽をリビングで流すと家中に綺麗な音が鳴り響いてくれて、ホールで音楽を聴いているようでとても気分がいいです♪
先日も妻と吹き抜けが無い生活は今では考えられなくなったねと話をしました👍
人それぞれ生活スタイルがありますので、吹き抜けが誰にでもおすすめできるとまでは言えないのですが、この記事がご検討の一助になれば幸いです。。。😌

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